工事瑕疵担保険ってなに?

2021/05/01 スタッフブログ

工事保険とは建設業者が加入する保険のことです。建設工事賠償保険、生産物賠償責任保険や傷害保険、請負業者賠償責任保険、労災上乗せ保険など様々な種類があります。工事中の事故、工事引き渡し後の事故、施設の所有管理使用時の事故や工事以外の業務に関する事故があります。

瑕疵担保"ってどういう意味?

瑕疵担保責任とは取引の際に普通に要求される品質を満たしていない、欠陥があるという場合に売主に対して買主が請求できる権利のことです。
一般的な注意を払っていても気が付かない瑕疵であることが必要で、買主は善意無過失が必要であるということが判例通説になっています。
住宅を購入したけれど欠陥がみつかってとても住めないというような状況が想定されますが、住宅瑕疵担保責任法では引き渡しから10年の瑕疵保証責任が新築住宅には保証されています。
問題となるのは新築住宅で売主が倒産してしまった場合、中古住宅では戸建が2年、マンションでは5年といったように短く設定されていること、中古住宅の場合には劣化腐食は瑕疵にあたらないと判断されてしまう場合があるということです。

工事瑕疵担保ってなに?

工事内容に不備がある時に建築請負や工事会社に瑕疵担保責任を追及するというのが一般的な工事瑕疵担保責任です。
公共工事や内装工事、新築工事などの場合によく利用されていますが、外壁塗装の場合には工事内容に該当する部分だけが対象となります。
外壁塗装は構造耐力上必要な部分で雨水の侵入を防止するための部分ですので5年が保証期間となります。
塗装がはげてしまったり、ひびが入ってしまった時でもすぐに保証の対象となるかというとそうではなく、壁の面材や建物の構造によっても工事した結果に影響がある場合もあるため、原因を追究するためには時間と費用がかかることが多くトラブルになりやすいことも指摘されています。工法によっても結果が変わってくる場合もありますので専門家を交えて相談してみることが重要になります。

工事瑕疵担保のメリットは?

工事瑕疵担保のメリットとは工事の内容に不備があったり、欠陥が見つかったりしたときに工事会社が無償で保証してくれるというところです。
請負会社や事業者はそのために瑕疵担保保険に加入しておき、必要な費用を捻出するために事前に準備しておくことになります。
外壁塗装の場合にはリフォーム瑕疵保険が適用されることが多く、住宅瑕疵担保責任保険会社が事業者と保険契約を締結することで、事業者が倒産しても発注者に保険金が支払われるという仕組みになっているものもあります。
建築士による第三者チェックが行われますし、補修費用が受け取れるというメリットがあります。保険料は100万円くらいの工事で5万円程度で済みます。発注者と事業者の協議で加入できる保険ですので加入しておくと便利です。