塗料なのに光触媒ってどういうこと?

2021/05/01 スタッフブログ

家のなかでも屋根や外壁は定期的なメンテナンスを必要とします。特に外壁は劣化とともに汚れも気になる箇所ですが、太陽の光で汚れを分解し雨で洗い流す光触媒技術を使った最新型の塗料が注目を浴びています。光触媒塗料とはどんなものでしょうか。

光触媒"ってどういう意味?

まずあまり聞きなれない言葉、光触媒とはなんでしょうか。これはそれ自体単体では何の変化も起こさないけれど、日光や蛍光灯など光の影響を浴びることによって初めて化学反応を起こす物質のことで、現在では様々な分野にこの技術が応用されている注目の物質です。
これだけ聞くとなんだか難しいように思えてしまいますが、一番身近な例でいうと植物の光合成が当てはまります。つまり自然界に存在するほど環境にやさしいものといえます。
今特に注目を浴びているのが酸化チタンを利用した塗料です。酸化チタンの光触媒機能としては、汚れを分解する、消臭や脱臭効果がある、抗菌作用がある、有害な物質を取り除く、汚れを付きにくくするなどがあり塗料の性質としては魅力的なものばかりです。

塗料で光触媒ってどういうこと?

酸化チタンは昔から白い塗料の原料でした。
酸化チタンが紫外線にあたると活性酸素を発生して汚れやごみなどを水と炭酸ガスに変化させる光触媒性質と、光が当たると水分を薄い皮膜のように変え、表面に水滴をつくらせない性質が徐々に知られるようになり、その性質を最大限に生かして開発されたのが塗料を使って行うのが光触媒外壁塗装です。
ただ、その名の通り日光があたることにより効果を発揮する性質なので、あまりに日当たりがわるい立地条件ですとその効果を最大限に発揮することができません。同じようにせっかく分解した汚れも雨が当たりにくい場所は上手に洗い流すことができないので、施工の前には信頼できる業者でしっかりと相談することが大切になってきます。できれば複数業者で見積もりをとりましょう。

光触媒塗料のメリットは?

外壁塗装で気になるダメージというと、下地の割れや下塗り塗料のはがれといった居住性能に直接関係をするものの他に、単に風雪で汚れが目立つという見た目上の問題があります。この見た目上の問題のみで外壁を塗りなおす必要性がぐんと低くなることが、光触媒塗料の一番のメリットです。
さらに従来の塗料に比べて耐用年数が飛躍的に伸びたのも見逃せません。メーカーが発表する耐用年数は約20年間、これだけ実際に持つとすればやや割高な料金でも長い目で見ればお得といえますよね。
また、衛生上でも見逃せない効果があります。汚れが付きにくいということは、汚れをもとにして繁殖するカビや藻までも抑えられるということ。小さなお子さんがいる家庭だけでなく、すべての家庭にこの効果は見逃せません。