雨漏りの対処法とは?自分でできることとプロに任せることをご紹介します!
「雨漏りが酷いので、修理してもらいたい」
「雨漏りしているのだが、自分でできることについて知りたい」
このようにお考えの方は多いでしょう。
雨漏りは、自分でどうにかできる場合と、修理を依頼した方が良い場合があります。
今回は、上記の疑問を解決する情報をお届けします。
また、修理を依頼する際の流れや、どれくらいの費用がかかるのかについても解説するので、最後まで読んでいただけると幸いです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
□自分でできる雨漏り対策について解説します!
家の中に雨が入ってきて、雨漏りを修理したいが、時間がない方や業者選びで迷っている方もいるでしょう。
そういった時のために、自分ではどういったことができるのかについてご紹介します。
素人でもできる応急処置は3つあります。
1つ目は、ビニールシートをかぶせることです。
素人では、雨がどこから侵入してくるのか見極めるのは困難です。
そのため、広い範囲にビニールシートを被せることをおすすめします。
ビニールシートがずれることのないように、土のうを置いて固定すると良いでしょう。
また、ビニールシートを被せたままにしておくと、湿気がこもって、カビや苔が生えてしまう可能性があります。
雨が降っている際にも注意が必要です。
雨が降っている中での作業は危険ですので、安全を考慮して実施する必要があります。
2つ目は、防水テープで補修することです。
雨漏りの箇所を特定できた場合、防水テープで隙間を防ぐと良いでしょう。
防水テープで補修する際には、事前に補修箇所をきれいにして、密着性を確保してくださいね。
油分も完全に除去し、乾燥までしっかりとやりきることで、防水テープの密着性が増します。
3つ目は、バケツに雨を溜めることです。
床に雨が滴り浸透すると、腐食してしまう可能性があります。
放置し続けると、家具や電化製品にも影響を与える恐れがあるので、バケツの中にタオルを敷いて雨水を受けるといった応急処置方法があります。
以上が、自分でできる雨漏り対策についてでした。
□雨漏り修理を依頼する際の流れについて解説します!
続いては、雨漏り修理を依頼する際、どういった手順で進めていくのかについて解説します。
1つ目は、業者に連絡することです。
雨漏りの専門業者に電話やメールで連絡を取ります。
2つ目は、ヒアリングや現地調査です。
実際に、スタッフが雨漏りの現場に伺い、状況を確認します。
3つ目は、見積書を提出してもらい、契約に移ります。
その後、実際に雨漏り修理を実施し、完工後支払いといった流れです。
以上が、雨漏り修理を依頼する際の流れについてでした。
□雨漏り調査の種類や方法・費用について解説します!
雨漏り調査には大きく分けて5つの調査方法があります。
それぞれ順にご紹介します。
1つ目は、目視調査です。
これは、無料で実施してもらえるのが一般的で、屋根や屋根裏を目視、触診で雨漏りの箇所を特定するといったものです。
2つ目は、散水調査です。
これは、名前の通り実際に水を撒いて、雨水の侵入口を突き止めるといったものです。
1か所あたり、10~30分ほど散水して特定できるまでこの作業を繰り返します。
費用は3万~15万円というのが一般的です。
3つ目は、赤外線カメラによる調査です。
これは、目視調査を行って、ある程度雨漏り箇所を特定してから行います。
赤外線カメラで建物を撮影し、温度が極端に低くなっている場所が、雨漏りの原因になっていると推測します。
散水と異なり、建物に負担がかからないのがこの方法を用いるメリットです。
赤外線カメラはFLIR社のものがシェアナンバーワンで、この調査で使われることが多い商品です。
費用は18万~30万円かかります。
4つ目は、発光液調査です。
これは、発光する液体を混ぜた調査液を原因箇所とみられる部分に流し込み、侵入箇所を突き止める方法です。
特に、複数箇所から雨漏りしている可能性が高い場合に使われ、侵入口とどこに向かって雨漏りしているのかを特定できるメリットがあります。
ただ、この調査を知ったときに、建物も変色してしまうのではないかと心配になる方もいるでしょう。
この発光液は、数日で発光が消え、建物に対して変色や退色を起こすことはありません。
そのため、こちらも同様に建物に対して負荷のない方法です。
費用は、10万~25万円かかります。
5つ目は、ガス調査です。
ガス調査は、雨水が落ちてきている場所からガスを送り込み、逆側から雨漏りの箇所を特定する方法です。
これは、マンションでよく見られるRC構造の住宅に向いています。
費用は10万円以上かかるのが一般的です。
以上が、雨漏り調査における種類や方法・費用についてでした。
雨漏り調査の方法は自分で選ぶのではなく、専門業者と相談したうえで、最も適したものを選ぶと良いでしょう。
□雨漏りを事前に防ぐメンテナンス方法について解説します!
ここまで、雨漏りが起きてからのことについて解説しました。
もちろん、雨漏りが起きてからの処置はとても大切ですが、それ以上に、雨漏りが起きないようなメンテナンスをしておくことが大切です。
ここでは、5つのメンテナンス方法についてご紹介します。
1つ目は、屋根の定期的なメンテナンスです。
どのような屋根であれ、メンテナンスは必要です。
屋根材が丈夫であったとしても、その下の防水シートが劣化してしまっている場合は、雨漏りが発生してしまいます。
セメントや金属の素材の屋根は、10年に1回ペースで塗装すると良いでしょう。
防水シートは、25年ほどを目処に交換する必要があります。
瓦屋根は、50年以上持つのが一般的ですが、瓦の下のメンテナンスは必ず実施するようにしましょう。
2つ目は、板金や漆喰のメンテナンスです。
板金が劣化してズレたり、漆喰が崩れていたりすると、雨漏りの原因となります。
屋根の塗装メンテナンスのタイミングで、見てもらうと良いでしょう。
3つ目は、外壁のクラック補修です。
モルタルやコンクリートでは、乾燥しすぎるとひび割れが発生します。
これをクラックと呼びます。
塗料や地震の影響でクラックが発生する可能性もあります。
クラックは雨漏りにつながるだけでなく、シロアリが発生する原因にもなるので、クラックがある場合は補修しましょう。
4つ目は、外壁の隙間や窓周辺のコーキングメンテナンスです。
様々な場所で、コーキングは使用されており、隙間を埋める目的に用いられています。
このコーキングは5~10年で劣化するのが一般的です。
劣化して隙間ができると、雨水が入ってくる可能性が高まります。
そのため、こちらも定期的に点検する必要があります。
5つ目は、雨樋を掃除するメンテナンスです。
雨樋は、雨水を家の中に入らないよう、決められた場所に排水する役割があります。
雨樋にゴミが詰まっていると、壁の中に水が入り込んでしまうのはもちろん、家の基礎が浸食され、家の強度が低くなってしまう恐れもあります。
1シーズンに1回を目処に、ゴミがないかチェックしましょう。
以上が、雨漏りを防ぐメンテナンスについてでした。
□まとめ
今回は、雨漏りを防ぎたい方や、雨漏りが起きていて困っている方、雨漏りの具体的なことについて知りたい方に向けて解説しました。
当初の疑問が解決されたのではないでしょうか。
今回の情報を活用していただけると幸いです。
雨漏りは進行すると良くないので、この記事を読んだらすぐに行動に移すことをおすすめします。
埼玉・川口市周辺で雨漏りに関する疑問やお悩みがある方は、お気軽に当社までご連絡してください。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。
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