アステックペイントの性能とは?住宅の状況や悩みに合った製品もご紹介!

2022/10/05 スタッフブログ

屋外塗装において、アステックペイントが注目を集めています。
アステックペイントとは、オーストラリアの建築用塗料メーカーの名前です。
太陽光線が比較的強いオーストラリアで、耐久性や防カビなどの機能性に長けた塗料を提供しています。

この記事では、アステックペイントの塗料には、性能や機能でどのような具体的な特徴があるのかをご紹介します。
どのような方にオススメなのかについてもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

 

□アステックペイントの特徴

アステックペイントには大きく4つの特徴があります。

 

*耐久性が高い

アステックペイントの塗料のピュアアクリルは、耐久性が高いのが特徴です。
一般的なアクリル塗料に比べて紫外線に強く、屋外塗装への相性が非常に良いです。

塗料の寿命を予測する促進耐候性試験では、15年以上はもつという結果も出ており、これは一般的なアクリル塗料の倍とも言われます。

 

*防水性が高い

ピュアアクリルは、伸縮率が600%あり、弾力性に優れています。
これは一般的な弾性塗料の5倍ほどの数値です。
外壁や屋根材がひび割れたり浮いたりしてズレが起き、隙間ができてしまっても、弾力性が優れているピュアアクリルはしっかりと伸びて、その部分をカバーしてくれます。
そのため、隙間に水が浸入することを防いでくれます。

これが、アステックペイントの塗料の防水性が高いことのメカニズムです。

 

*遮熱性が高い

アステックペイントの塗料の中には、「IR」がついている品番があります。
これは、遮熱性の機能を有している塗料です。

この塗料で塗装した外壁は、表面温度を低く保ちます。
一般的な塗料と比較して、室内温度を数度下げる効果があり、「IR」を選ぶだけで、快適に過ごしやすい環境を作れます。

 

*カラーが豊富

アステックペイントの塗料は、50色以上のカラーがあります。
ワントーンだけでなく、ツートンにすると組み合わせはさらに増えます。

これは一般的な塗料よりも、カラーバリエーションが豊富です。
アステックペイントを使えば、お好みのカラーで塗装ができます。

 

□アステックペイントの塗料の種類

アステックペイントには、色々な塗料があります。
ここでは、代表的な塗料を3つご紹介します。

 

*EC-5000PCM-IR

EC-5000PCM-IRは、アステックペイントの中でもポピュラーな塗料です。
アクリル樹脂の特殊グレードのピュアアクリルです。
先ほども述べた通り、耐久性や防水性が高い特徴があります。
末尾にIRがついていることからも分かる通り、遮熱機能も有しています。

この塗料は68色もあり、艶(つや)も「艶あり」と「三分艶」があります。

 

*EC-100PCM

EC-100PCMもピュアアクリル樹脂塗料で、屋根用の塗料です。
もちろん、耐久性や防水性が高く、一般的なアクリル樹脂塗料の倍の耐用年数と言われています。

先ほどの塗料と同じく、カラーバリエーションも68色と豊富で、艶も「艶あり」と「三分艶」の2つから選べます。

 

*超低汚染リファイン1000Si‐IR

超低汚染リファイン1000Si‐IRは、超低汚染の名の通り「汚れにくい」性能に長けている塗料です。
この塗料は、ピュアアクリルではなく、シリコンです。
超低汚染リファイン1000Si‐IRの耐用年数は12年ほどです。
一般的なアクリル樹脂塗料の耐用年数は6〜8年と言われているので、それよりは耐久性に優れています。
しかし、ピュアアクリルの15年以上の耐用年数と比べると劣ります。
そのため、汚れにくい低汚染の性能を重視する方に向いている塗料と言えるでしょう。

カラーバリエーションはこちらも68色で、艶も「艶あり」と「三分艶」から選べます。

 

□塗料の性能や機能ごとに見るオススメの選び方

雨漏りが気になる方には、防水性の高い塗料がオススメです。
アステックペイントのピュアアクリルは、伸縮率が600%もあり、この伸縮率の高さが、防水性を高めます。
建物の劣化原因となる雨漏りを防ぎたい方は、防水性の高い塗料を選びましょう。

夏の暑さが気になる方には、遮熱性の高い塗料をオススメします。
遮熱性のある塗料は、温度上昇の原因の近赤外線を反射する性能が高く、外壁の表面温度を低く保ちます。
そのため室内温度も低くなるので、夏場の暑さが気になる方にはオススメです。
品番に「IR」と書いている塗料が遮熱性を有している塗料です。

見た目の美しさを優先したい方には、汚れにくい塗料がオススメです。
親水性のある塗膜は、汚れを付けづらく、仮に汚れが付いたとしても、雨が汚れを洗い流します。
そのため、見た目の綺麗さを重視したい、明るいカラーの塗装をお考えの方や、幹線道路沿いで汚れやすい環境の方にオススメです。

また、カビや藻の繁殖が気になる方には、防カビ塗料がオススメです。
湿気が多い地域では、外壁にカビや藻が発生・繁殖して、建物の劣化や美観の低下に繋がります。
防カビ性能のある塗料ならば、カビの繁殖を抑えて、建物の劣化を防ぎ、見た目も綺麗に保てます。

 

□アステックペイントでは何を選べばいい?

雨漏りや水の浸入が気になる方は防水性の高い、ピュアアクリル樹脂塗料の製品がオススメです。
ピュアアクリル樹脂塗料のEC-5000PCM-IRや、EC-100PCMなどは、雨漏りから建物を長く守ってくれます。

夏の暑さが気になる方は、遮熱性のある「IR」と末尾についた塗料を選びましょう。
外壁用にはEC-5000PCM-IRや超低汚染リファイン1000Si‐IRが、屋根には超低汚染リファイン500Si‐IRなどの種類があります。

美観性を重視したり、カビが気になる方には、超低汚染塗料がオススメです。
超低汚染リファイン1000Si‐IRや、超低汚染リファイン500Si‐IRなど、名前に「超低汚染」が入ってる製品を選びましょう。

 

□色選びで失敗しないために

塗装は、頻繁にやるものではないので、色選びは失敗しないように慎重に検討したいものです。
ここでは、色選びで失敗しないために、注意するべき2つのポイントをご紹介します。

1つ目は、カラーサンプルを太陽光下で確認することです。
よくある失敗として、実際に塗装した後に「イメージと全然違う」という後悔があります。
この失敗の原因は、太陽光下でのカラーの見え方が違うことに気づかずに色を選定してしまったことにあります。

色選びでは、主にカラーサンプルを参考に選びます。
その際、室内での確認が多く、蛍光灯やLED下でのカラーの確認となるでしょう。
しかし、太陽光下での色の見え方は、室内での見え方と異なることが多いです。
そのため、実際に太陽光に照らされた色の見え方を確認することが大切です。
朝、昼、夕方など、時間帯を変えて確認すれば、より失敗しない色選びができるでしょう。

2つ目は、近隣住宅のカラーを確認することです。
近隣住宅のカラーを確認することで、配色の参考になります。
加えて、周りと比べて自分の家だけ浮いた配色になることを防げます。
周辺の住宅とのバランスを考慮して、色選びすることも非常に大切です。

 

□まとめ

今回は、アステックペイントの塗料の性能や機能の特徴と、塗料の選び方についてもご紹介しました。
アステックペイントの塗料は、耐久性や防水性、遮熱性まで高く、カラーバリエーションも豊富で、幅広い方にオススメの塗料です。
アステックペイントをお考えの方は、ぜひこの記事を参考に検討してみてください。

埼玉・川口市周辺でアステックペイントに関する疑問やお悩みがある方は、お気軽に当社までご連絡してください。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。