アステックペイントの耐用年数はどれくらい?メリットとデメリットもご紹介!
「アステックペイントの耐用年数はどれくらいだろうか」
このような疑問をお持ちの方は、多くいらっしゃると思います。
この記事では、アステックペイントの種類や特徴に加え、アステックペイントのメリットやデメリットもご紹介します。
アステックペイントについて詳しく知りたい方にとって、アステックペイントの知識を身につけておくことは大切です。
アステックペイントで施工を依頼する際の注意点もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
□アステックペイントとは?
アステックペイントとは、2000年に設立されたオーストラリアの大手塗料メーカーです。
優れた品質の塗料を販売していることから、世界各国から人気を集めています。
オーストラリアは世界的にも紫外線対策に力を入れている国で、アステックペイントでも遮熱に対応した商品を多く販売しています。
そして、アステックペイントでは2019年には遮熱塗料シェア1位を獲得しました。
ここで、「遮熱塗料」とはどのようなものだろうかと疑問に思う方もいらっしゃると思います。
遮熱塗料とは、太陽光を反射させることで外壁材や屋根材の表面温度の上昇を抑える効果を持つ塗料です。
遮熱塗料を使うことで室内温度の上昇が抑えられるため、エアコンの使用回数や設定温度を上げられます。
光熱費の節約だけでなく、環境にもやさしいのでおすすめです。
一方で、遮熱塗料と似た言葉で断熱塗料があります。
断熱塗料とは熱を伝わりにくくする効果を持つ塗料で、屋外の熱や冷気の侵入を防ぎ室内の温度を逃しにくくする効果を持ちます。
遮熱塗料と言葉は似ていますが、効果は違いますので注意しましょう。
□アステックペイントの種類とそれぞれの特徴をご紹介!
ここでは、アステックペイントの種類を特徴とともに3つご紹介します。
1つ目は、超低汚染リファインシリーズです。
こちらの最大の魅力は、名前からもわかるように汚れにくいことです。
超低汚染リファインシリーズは、親水性の高い無機物が配合されています。
そのため、塗膜が緻密で隙間がみられないことに加え親水性が高く汚れが流れやすいです。
見た目の美しさ重視で、塗料を選びたい方にとっては非常におすすめの塗料と言えるでしょう。
2つ目は、EC-5000シリーズです。
こちらはピュアアクリル塗料と呼ばれる種類に属し、高い伸縮率を誇ります。
また、一般的な塗料を使っている場合は、外壁にひび割れが発生すると防水性が失われ雨漏りが起こってしまいます。
しかし、こちらのEC-5000シリーズを使えばひび割れが起きても塗料自体が伸び、すぐには雨漏りに繋がらないので安心です。
3つ目は、グラナードです。
こちらの塗料は、多彩模様で華やかな仕上がりが特徴です。
グラナードを使えば、石材調塗料特有の質感を出すことが可能で、華やかな仕上がりになります。
□アステックペイントのメリットとデメリットとは?
ここでは、アステックペイントのメリットとデメリットをご紹介します。
*アステックペイントのメリット
アステックペイントのメリットを3つご紹介します。
1つ目は、耐久性が高く長持ちすることです。
特にアステックペイントのピュアアクリル塗料は、一般的なものに比べて紫外線に強く破壊されにくいです。
耐久性を検査する促進耐候性試験では、15年以上はもつという結果が出ています。
この結果は、一般的なアクリル塗料の倍以上の耐久性を誇ります。
耐久性を重視したい方にとっては、非常におすすめの塗料です。
2つ目は、ひび割れに強く防水性に優れていることです。
上記でも記したように、アステックペイントの塗料は弾力があり高い伸縮率が魅力です。
もし、ひび割れが起きても最表層の塗料がしっかりと伸びてカバーしてくれるので、すぐ雨漏りが起きる心配もないでしょう。
3つ目は、カラーバリエーションが豊富であることです。
アステックペイントの塗料には、68色のカラーバリエーションが展開されています。
これは遮熱に対応された塗料のカラーバリエーションで、遮熱性がない塗料の場合はさらに特別色にも対応できます。
*アステックペイントのデメリット
アステックペイントのデメリットを2つご紹介します。
1つ目は、塗り方に技術が必要なことです。
アステックペイントの塗料を使っての塗装は、一般のものと比べ難しく技術が必要になり、場合によっては施工不良となる場合もあります。
2つ目は、価格が比較的高いことです。
基本的に、外壁用のアクリル塗料は他の塗料に比べて価格が安い傾向があります。
しかし、ピュアアクリルは特殊な合成樹脂が使用されており、高性能であることから高めに価格が設定されています。
□アステックペイントで施工を依頼する際の注意点とは?
ここでは、アステックペイントで施工を依頼する際の注意点を3つご紹介します。
1つ目は、メーカーが認定した業者を選ぶことです。
アステックペイントの塗料は、下手な業者が施工し施工不良を防ぐためアステックペイント社が技術認定した業者にしか塗料を販売していません。
そのため、施工不良は起こりにくいですが実際には施工不良が起きてしまっています。
理由として、アステックペイントの塗料を用意したのは認定業者でも、肝心の塗装は認定されていない業者が行っている可能性が考えられます。
このような状態を避けるために、塗装を依頼する際は必ず事前に認定業者かどうか確認しておきましょう。
2つ目は、状況に応じて他の塗料も検討することです。
アステックペイントの塗料は耐久性も高く耐水性にも優れていますが、必ずしもアステックペイントの塗料を使うことがベストとは限りません。
塗装を考えている壁や屋根の状況、予算を考慮しそれぞれにあった塗料を選びましょう。
□外壁塗料の選び方をご紹介!
外壁塗料は種類も多く、どれを選ぶべきか悩まれている方も多くいらっしゃると思います。
ここでは、外壁塗料の選び方をご紹介します。
*シリコン塗料を選ぶ
シリコン塗料とは、建築塗料市場において約8割のシェアを占める塗料で、どの塗料にするか迷った際に特にこだわりがない方はシリコン塗料を選ぶといいでしょう。
シリコン塗料と言っても種類は多くありますが、シリコン塗料に絞るだけでも選択肢が減るのでおすすめです。
*塗料の耐久年数と相場価格から考える
どのような観点から塗料を選んでいいかわからない方は、耐久年数と相場価格から考えることをおすすめします。
塗料は樹脂によって耐久性が変わってくるため、自分の家の状況を考慮して選びましょう。
基本的に耐久性が高い塗料ほど、価格も高く設定されています。
*遮熱性や防水性を考慮する
塗料を選ぶ際に、塗料の性能を考慮したいという方も多くいらっしゃると思います。
塗料の性能には、防水性や遮熱性のほか防汚性や防カビ性などがあります。
どの性能を考慮したらいいかわからない方は、建物を蝕む要因は雨水のことが多いため防水性の高い塗料を選ぶといいでしょう。
□まとめ
この記事では、アステックペイントの塗料を使用するメリットやデメリットに加えて外壁塗料の選び方をご紹介しました。
アステックペイントの塗料は高性能ですが、正しく塗装できなければ効果は発揮できません。
そのため、アステックペイント塗料の使用を検討されている方は、入念に業者選びを行いましょう。
埼玉・川口市周辺でアステックペイントに関する疑問やお悩みがある方は、お気軽に当社までご連絡してください。
皆様からのお問合せをお待ちしております。
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