アステックペイントの無機ハイブリッドコートについてご紹介します!
アステックペイントの無機ハイブリッドコートについて知りたい方必見です。
この記事では、無機塗料の特徴やメリット、デメリットをご紹介します。
無機塗料は素晴らしい性能を持つ塗料ですので、外壁塗装の際に無機塗料の使用を検討されていらっしゃる方も多いでしょう。
しかし、無機塗料にはデメリットも存在します。
そのため、無機塗料に関する知識を正しく身につけておくことがおすすめです。
無機塗料の使用に向いている方の特徴もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
□無機塗料とは?
無機塗料とは、名前からもわかるように無機物が配合された塗料のことです。
無機塗料の魅力は耐候性の高さと耐用年数の長さであると言えます。
ここでは、無機塗料の特徴をご紹介します。
有機塗料は一般的な塗料で、アクリル塗料やシリコン塗料などが含まれます。
そして、有機塗料には樹脂成分が含まれており、塗料の性能は樹脂によって左右されます。
一方で無機塗料の主成分はガラスや石の場合が多いです。
無機塗料の原料には劣化の原因となるようなものがそれほど含まれていないので、劣化しにくく高い性能を持つ塗料であると言えます。
□無機塗料のメリットとデメリットをご紹介!
*無機塗料のメリット
無機塗料のメリットを3つご紹介します。
1つ目は、耐候性に優れていることです。
耐候性とは、プラスチックや塗料に加え有機素材などの工業製品が屋外の自然環境に耐えうる性質のことを指します。
無機塗料の耐候性は、フッ素を上回るほどの耐候性を誇り耐用年数は20年以上です。
無機物が塗料の主成分であるため長期間の紫外線による劣化も防げますし、長く住居に住む場合は必要になるメンテナンスの回数を減らせます。
さらに、色褪せや変色も起こりにくいので美しい外壁を長期間維持できることも魅力の一つです。
2つ目は、超低汚染で汚れにくいことです。
汚れがつきにくい性質は低汚染性と言われていますが、無機塗料はそのワンランク上の超低汚染性という性質があります。
こまめなクリーニングをしたくない方にもおすすめです。
含まれている有機物の量が少なく静電気を起こしにくいため、カビやコケが発生しにくいことも魅力と言えるでしょう。
また、高い親水性を誇りセルフクリーニング効果も期待でき、雨水で汚れが落とせる可能性もあります。
クリーニングの手間が省けるのでおすすめです。
3つ目は、不燃性に優れていることです。
無機塗料は鉱物やレンガなどの無機物が原料のため、燃えにくいです。
レンガが暖炉や窯に使われているのは、無機物の不燃性が活かされているからという理由もあります。
燃えにくいので、万が一火事になった際でも被害を最小限に抑えることができるでしょう。
*無機塗料のデメリット
無機塗料のデメリットを3つご紹介します。
1つ目は、ひび割れが起こりやすいことです。
無機塗料の成分はガラスや鉱物などの固い物質のため、塗膜が固くなります。
そのため、建物が揺れた衝撃でひび割れが起こりやすいです。
塗膜には雨風や紫外線から外壁を守る役割があり、塗膜にひび割れが起こると外壁材の劣化や雨漏りにつながります。
外壁材の性質によっては、無機塗料よりも適している塗料がある場合もあります。
2つ目は、施工技術によって効果に差が出ることです。
無機塗料はムラなく均一に塗装することが大切ですので、職人の腕によって効果に差が出る可能性があります。
また、塗装作業だけでなく高圧洗浄や下地処理もきちんと行わなければ、塗装後すぐに剥がれる可能性もありますので気をつけましょう。
3つ目は、塗装できない素材があることです。
無機塗料は塗膜が固いため、伸縮性のある素材との相性はよくありません。
例えば、木製の素材やサイディングボードは伸縮性があるため無機塗料では塗装できないことがあります。
□無機塗料で塗装する際の注意点をご紹介!
ここでは、無機塗料で塗装する際の注意点を2つご紹介します。
1つ目は、高い耐候性を発揮するためには職人の技術が必要になることです。
無機塗料だけではありませんが、塗装には一定の技術が必要になります。
特に無機塗料の耐候性を発揮するには、汚れや古い塗料を除去し新しい塗料を均一の厚さに塗らなければなりません。
2つ目は、無機塗料の上から再塗装ができない場合があることです。
無機塗料は汚れがつきにくいという性質を持っています。
この性質はメリットでもある一方で、再塗装をする場合は新しい塗料と無機塗料の塗膜が密着せずにすぐ剥がれてしまう恐れがあります。
場合によっては、再び塗装できないこともあるので注意しましょう。
□無機塗料がおすすめな人とは?
ここでは、無機塗料がおすすめな人の特徴を2つご紹介します。
*長期的な目で見たときにコストを抑えたい人
無機塗料の費用は高いですが、実は長期的に見るとコストを抑えられます。
なぜなら、耐用年数が長く少ない塗り替え回数で済むからです。
他の塗料を使った場合1回の塗装にかかる費用は抑えられますが、耐用年数が短いのでその後こまめに塗り替えなければなりません。
長期的な目線でコストを抑えたい方は、ぜひ無機塗料での塗装をおすすめします。
*とにかく長持ちさせたい人
無機塗料は耐用年数が非常に長いことが特徴です。
そのため、その後しばらくは大きな工事をする必要はありません。
家のメンテナンスを何度もしたくない方や、家の工事を最後にしたい方は無機塗料を検討してみるといいでしょう。
□アステックペイントの無機ハイブリッドコートとは?
無機ハイブリッドコートとは、無機系塗料の一種ですが伸縮性にも優れているという特徴があります。
伸縮性が優れていると、ひび割れが生じても塗料がひびをカバーしてくれるので結露や雨水の侵入を防ぐことが可能です。
日本は地震の多い国ですので、いつ起こるかわからない揺れによるひび割れリスクに対応しておく必要があります。
ひび割れリスクを防いでおくと、雨漏りの心配も軽減できるのでおすすめです。
無機系塗料は基本的に有機物がさほど含まれていないので、塗料が固いですが無機ハイブリッドコートは柔軟性もあります。
そのため、無機塗料を使いたいが伸縮性も妥協したくない方に非常におすすめな塗料です。
また、無機ハイブリッドコートは紫外線の強い箇所にもおすすめです。
高性能ですので価格は高めですが、無機系塗料の弱点であった柔軟性の低さを克服した塗料として非常に人気があります。
紫外線が強い海辺の近くの建物を塗装したい方は、ぜひ無機ハイブリッドコートの使用を検討してみてください。
さらに、無機ハイブリッドコートは遮熱塗料なので外気温の影響を受けにくく夏場のエアコン代を削減できるメリットもあります。
ただ、現在の住宅は断熱材が使用されていることが多いです。
塗装を行う前の段階で断熱性や機密性が高い住宅の場合は、無機塗料による遮熱の効果を感じられない可能性が高いです。
そのため、住宅の性能によって塗料を選ぶようにしましょう。
□まとめ
この記事では、無機ハイブリッドコートの特徴や無機塗料で塗装する際の注意点をご紹介しました。
無機塗料は非常に高い耐久性を誇り他にもさまざまなメリットがありますが、金額が高いというデメリットも存在します。
無機塗料を使った塗装は、長期的にみてコストパフォーマンスの高さを求めている方におすすめです。
埼玉・川口市周辺で無機塗料に関する疑問やお悩みがある方は、お気軽に当社まで連絡してください。
皆様からのお問合せをお待ちしております。
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