アステックペイントのメリットやデメリットをご紹介!
「アステックペイントの特徴がよくわからないし、そもそも一体何なのか教えて欲しい。」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
アステックペイントとは塗料の種類を思う方が多いですが、実際には塗料メーカーのことを指し、高性能の塗料がたくさんあります。
この記事では、アステックペイントの特徴やメリットやデメリットについて詳しく解説します。
ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
□アステックペイントとは
アステックペイントとは、塗料名ではなく会社の名前である塗料メーカーを意味します。
「塗料の名前だと思っていた。」
このようにお考えの方はとても多いのではないのでしょうか。
そのように勘違いしてしまうケースは多いですが、福岡に本社を置く日本の塗料メーカーです。
2012年から自社塗料の開発を初めて、日本ペイントや関西ペイントに次ぐ大手塗料メーカーとなっております。
オーストラリアの塗料を輸入し、販売する日本総代理店として2000年に創業しています。
□アステックペイントの特徴とは
1つ目の特徴は、直販の販売網を構築していることです。
一般的に、塗料メーカーは一次問屋や塗料販売店のような仲介業者を通じてそれぞれの塗装店に塗料を販売しています。
一方、アステックペイントでは、仲介業者を通すことなく、直接各塗装店に販売する直販体制を塗装業界の中で初めて採用しています。
このような直販体制のメリットとしては、コストを抑えられることが挙げられます。
仲介業者を挟まないことによって流通コストを抑えられるため、質が高い塗料をリーズナブルな価格で提供できるという訳です。
それ以外にも、塗装工事の水準を高く保てます。
塗料の仕様について直接塗料店に教えられるため、塗装店が仕様を誤るといった失敗を犯すリスクが減ることによって水準を高く保てます。
また、ニーズに合わせた塗料製品の研究開発ができることも強みです。
その理由は、現場や消費者の声が直接届くからです。
これは、塗装店との距離が近いからこその強みと言えるでしょう。
ちなみに、2020年4月時点では、アステックペイントが塗料を直接販売している塗装店は全国で1000社以上となります。
2つ目の特徴は、様々な事業を展開していることです。
アステックペイントは塗料メーカーですが、その枠を越えて様々な事業を展開しています。
塗料メーカーとしての塗料の研究や製造、販売以外にも、住宅塗装店のコンサルティングやブランディング、販促企画や社内の基幹システムの構築や運用、住宅塗装店へのシステム提供など、塗料に関連するさまざまな事業を行っています。
「そこまで多くの事業に手を伸ばす必要はないのではないか。」
このように思った方は多いのではないでしょうか。
実は、これらの事業は塗料メーカーとしての事業と大きく関係しています。
例えば、住宅塗装店のコンサルティングをすることによって、現状の塗料の課題や消費者のニーズを把握できます。
また、販促企画によって、正しい塗料の知識を消費者に伝えられます。
以上のように、たくさんの事業をすることは他の事業にとっても良い効果を生みます。
□アクリル樹脂塗料との違いとは
アステックペイントが手がけている塗料は、ピュアアクリル樹脂塗料です。
この塗料の特徴は、600パーセントの伸縮性があり、ひび割れの補修に適していて、防水性が高いことです。
高い伸縮性を有しているため、外壁にひび割れが生じてもそれをカバーできます。
また、アクリル樹脂とは、現在流通している外壁用塗料の中でも特に耐久性が低くて安価な種類です。
アステックペイントの塗料はピュアアクリル樹脂のため、通常のアクリル樹脂塗料とは全く異なり、不純物を全て取り除いています。
そもそも、アクリル樹脂塗料が劣化しやすいといわれている理由は、不純物が原因です。
不純物が酸化成分のラジカルを発生させ、塗料樹脂を破壊してしまうことによって劣化してしまいます。
さらに不純物が多いと分子結合が弱くなることも耐久性が低いといわれる理由です。
それに対して、ピュアアクリル樹脂は不純物が一切ないため、耐久性が高く、密着性が高く防水効果に優れています。
□アステックペイントの代表的な塗料とは
1つ目は、EC-5000PCM(IR)です。
この塗料は、アステックペイントを代表する塗料です。
アクリル樹脂の中でも特殊グレードのピュアアクリルで、耐久性が高いだけでなく、フッ素塗料レベルの耐久性があります。
通常のアクリル樹脂塗料の耐用年数は6から8年であることに対して、この塗料は15から20年だと言われていますので、かなり耐久性が高いことがわかります。
なお、耐用年数は、使用する環境によって変動する可能性があることを頭に入れておきましょう。
色は68種類あり、ツヤは、ツヤありと3分ツヤがあります。
あなたの生活環境やどのような住宅にしたいのかという理想に合わせてどのような色やツヤにするのかご検討ください。
2つ目は、超低汚染リファイン1000Si‐IRです。
この塗料は高い耐久性を持ちつつ、汚れやすさを軽減した塗料です。
耐用年数は12年程度であり、ピュアアクリルと比較すると少し短いといえますが、その分耐汚染性能に適しています。
また、ピュアアクリルよりもお求めやすい価格の傾向があります。
色は68色あり、ツヤに関しても先ほどと同様に、ツヤありと3分ツヤの2通りがあります。
□アステックペイントの塗料のメリットとデメリットとは
「会社の特徴やどのような塗料が人気なのかはわかったけど、塗料の特徴をもう少し詳しく教えて欲しい。」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
塗料の特徴についてもう少し詳しく理解できないと、実際に利用したいとはなかなか思えませんよね。
1つ目のメリットは、耐久性が高くて長持ちすることです。
一般的なアクリルよりも紫外線に強いため、破壊されにくいことが大きな特徴としてあげられます。
実際に耐用年数は15年以上と言われており、一般的なアクリル塗料の2倍以上の耐久性です。
2つ目は、ひび割れに強くて防水性が高いことです。
伸縮率が600パーセントあるほど、弾力性に優れています。
一般的な弾性徒労の伸縮率はおよそ120パーセントであるため、単純計算をするとその5倍程度のびるということになります。
それでは、伸縮性が高いことは実際に住宅にどのような影響をもたらすのでしょうか。
結論から言うと、防水性が高くて雨漏りに強いというメリットがあります。
どのようなことかというと、住宅の外壁や屋根でひび割れが発生した時、最表面のピュアアクリルがのびることによってひび割れをカバーしてくれるということです。
それによってひび割れからの水の浸入を防止出来るため、防水性が高くて雨漏りに強いということです。
3つ目は遮熱性が高いことです。
一部ではありますが、遮熱性を持っている塗料があります。
その塗料は表面温度や部屋の中の温度を低く保てるため、冷房代を節約できます。
4つ目は、色の種類が豊富にあることです。
基本色として68種類あります。
それに対して、デメリットは、価格が比較的高いことです。
校正であるが故に、価格が高い傾向にあります。
ただし、その分耐用年数が高く、耐久性に優れているため、長期間で考えるとむしろ価格は安いケースもあります。
2つ目は、塗り方が難しくて技術が必要であることです。
通常の塗料よりも塗り方が難しいため、技術研修をして性高品質を認めた業者にのみ販売をしています。
□まとめ
今回は、アステックペイントの特徴やメリットやデメリットについて詳しく解説しました。
この記事があなたのお悩みを解決出来ていると幸いです。
埼玉・川口市周辺で外壁塗装に関する疑問やお悩みがある方は、お気軽に当社までご連絡してください。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。
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