外壁塗装が必要ない家とは?外壁塗装の必要性やメンテナンス頻度を減らす方法を紹介!

2023/03/05 スタッフブログ

「外壁塗装は必要ない」という言葉を聞いて、鵜吞みにしてしまっていませんか。
確かに、外壁塗装の回数を減らすための方法はありますが、完全に外壁塗装をしなくても良い家は存在しないため、上記の言葉を鵜吞みにされている場合は注意が必要です。

仮に、「外壁塗装は必要ない」という言葉を鵜吞みにして、外壁塗装をしないまま放置していると、様々な被害にあう可能性があるため、適切なタイミングによる適切な対応が必要です。
今回は外壁塗装が必要ない家の特徴や、外壁塗装の必要性、メンテナンスの回数を減らす方法についてご紹介します。

 

□「外壁塗装はまだしなくて良い」と言われる理由とは

「外壁塗装はまだしなくても良い」と言われる方が多くいらっしゃいますが、その言葉から考えられる外壁の状況はいくつかあります。

1つ目は、洗浄をするだけで十分な状態です。
外壁の汚れが気になって外壁塗装を依頼しても、洗浄をするだけで十分に汚れが取れる場合は、外壁塗装は不要です。

2つ目は、外壁に見られる劣化症状が軽度であることです。
外壁に見られる劣化症状が、ごく一部にとどまっている場合や、そこまで重度ではない場合は、無理に外壁塗装をしなくて良いという意味で、「外壁塗装はまだしなくても良い」と言われるケースがあります。

ただ、ご自身で劣化症状が軽度のものなのか、重度のものなのかを判断することは危険であるため、塗装会社に見てもらいましょう。
当社は、ホームページ、お電話、メールにてお見積りやお問合せを承っておりますので、ご相談だけでもお気軽にご連絡ください。

3つ目は、外壁塗装だけでは修復できないほど劣化が進んでいる状態です。
上記のような状態まで劣化が進んでいると、外壁塗装だけでなく、外壁材を張り替える作業が必要になります。
無駄な費用や時間を要する場合があるため、こまめな外壁の点検が大切です。

 

□外壁塗装が必要ない家とは

外壁塗装が必要ない家のパターンを3つ以下でご紹介します。

1つ目は、外壁にタイルが採用されていることです。
タイルは30年ほどの耐用年数を有していることが一般的であり、塗装をすると逆に耐用年数が短くなってしまう可能性があります。

また、タイルはツルツルとした素材であり、塗装をしても塗膜が形成されにくいため、無理に外壁塗装をすることよりも、定期的に清掃作業をすることの方が耐用年数を保つうえで効果的です。

2つ目は、外壁にレンガが採用されていることです。
レンガは、タイルよりも耐用年数が長いとされており、50年ほどの耐用年数を有しているものもあります。
レンガもタイルと同様に、塗装をしてしまうと耐用年数が逆に短くなってしまう特徴があるため、塗装は不要です。

3つ目は、外壁が大きく破損していることです。
外壁が大きく破損している場合は、「塗装が必要ない」と言うよりは、「塗装だけでは不十分」という表現の方が適しています。

 

□外壁塗装が必要な家で外壁塗装をしないとどうなるのか

外壁塗装が必要な家で、外壁塗装をしないまま放置していると起きてしまう問題を3つ以下でご紹介します。

1つ目は、雨漏りです。
外壁の劣化症状が進み、ひび割れや塗膜の剥がれが起きている状態を放置していると、隙間部分から雨水が侵入し、雨漏りにつながります。

また、雨漏りが起きていることに気付かずに対処せずにいると、建物内部に雨水がどんどん侵入していき、最終的には建物内部が腐食してしまうため、雨漏りを発見したら早急な対応が必要です。

2つ目は、すきま風です。
すきま風に悩まされることは少ないかもしれませんが、台風や大雨のような災害時に、すきま風が通るような隙間があると、被害にあう可能性が高まるため、すきま風が発生していることに気付いたら外壁塗装を検討しましょう。

3つ目は、無駄に高い修復費用がかかることです。
定期的な頻度で外壁塗装を行っていると、1回分の費用でおさまるものの、劣化症状が進んでいる状態を放置していると、さらに高い費用が必要です。

4つ目は、外観が悪化することです。
外壁塗装を定期的に行わないことが原因で、塗装が剥がれたり、色あせが起きたりすると、外観が非常に悪化します。
逆に、外観が常にきれいに保たれていると、周囲から「あの家はいつもきれいだ」というような憧れを持たれるかもしれません。

 

□外壁塗装をすべきタイミングとは

外壁塗装を検討すべきタイミングを判断する軸は、大きく分けて2つあります。
1つ目は、「築10年前後」、2つ目は「外壁の劣化症状」であり、それぞれの詳細を以下でご紹介します。

1つ目の、「築10年前後」という数値は、外壁を施工してから10年前後において外壁塗装が必要になるという平均値です。
ただ、この数値はあくまで平均値に過ぎないため、より正確に適切なタイミングで外壁塗装を行うためには次にご紹介する「外壁の劣化症状」に合わせることがベストです。

2つ目の判断軸は、「外壁の劣化症状」であり、以下のような劣化症状が見られた場合は、早期の外壁塗装を検討しましょう。

・チョーキング現象
・色あせ
・幅0.3mm以上のひび割れ
・サビ、コケ、藻の発生
・塗膜の膨れ
・塗膜の剥がれ

上記の劣化症状が見られる場合は、塗膜が著しく悪化していることを示します。
塗膜とは、塗料を塗装面に塗って、乾燥することで形成されるものであり、塗膜が外壁を外的要因から保護してくれます。
そのため、塗膜が悪化している状態を放置していると、外壁自体の悪化につながり、その結果として建物全体の悪化につながるため、外壁の劣化症状は決して軽視できません。

 

□外壁塗装が必要ないようにする方法はある?

外壁塗装の重要性に触れたものの、できるなら外壁塗装をしたくないというのが本音ではないでしょうか。
ただ、残念ながら外壁塗装が全く必要でなくなる方法は存在しません。
しかし、外壁塗装の頻度を減らす方法やメンテナンス時期をのばす方法は存在するため、ここではその方法をいくつかご紹介します。

1つ目は、外壁塗装が必要ない外壁材を使用することです。
外壁塗装が必要ない外壁材として、「タイル」と「レンガ」をご紹介しました。
それらを外壁に採用することで、基本的に外壁塗装は不要ですが、完全にメンテナンスがいらないというわけではないため、注意が必要です。

2つ目は、耐久性の高い塗料を使用することです。
メンテナンスの回数を減らすことに重きを置きたい方には、耐久性の高い塗料を採用することがおすすめです。

例えば、シリコン塗料やフッ素塗料は比較的耐久性に優れているため、検討してみてはいかがでしょうか。
また、当社は耐久性に優れたアステックペイントを扱っておりますので、メンテナンスの回数を減らしたい方は是非お気軽に当社までお問い合わせください。

 

□まとめ

今回は、外壁塗装が必要ない家の特徴や、外壁塗装の必要性、外壁塗装のメンテナンスの回数を減らす方法についてご紹介しました。
基本的に完全にメンテナンスが不要になる方法は存在しないため、外壁の劣化症状に合わせて、適切なタイミングでメンテナンスをすることが大切です。

また、メンテナンスの回数を減らすために、外壁塗装が不要である外壁材を採用することや、耐久性の高い塗料を採用することが対策として挙げられます。
埼玉・川口市周辺で外壁塗装のメンテナンスに関する疑問やお悩みがある方は、お気軽に当社までご連絡してください。          
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。