外壁塗装時の高圧洗浄が原因で起きるトラブルを解説!
「外壁塗装をしたことがないから、何かトラブルが起きてしまわないか不安。」
「初めての外壁塗装のために、何か準備しておいた方が良いものはないか確認したい。」
上記のようなお考えをお持ちの方は、是非この記事をご一読ください。
今回は、外壁塗装の中でも「高圧洗浄」に焦点を当てています。
実は、高圧洗浄が原因で起きてしまうトラブルはいくつかあります。
そのため、事前にどのようなトラブルが起きうるのか把握し、事前に対策をうっておくことが大切です。
今回は、外壁塗装時の高圧洗浄が原因で起きるトラブルや事前にトラブルを防ぐために大切なことについてご紹介します。
□そもそも高圧洗浄は外壁塗装時に必要なのかどうかについて
「そもそも高圧洗浄をしなければ、高圧洗浄が原因でトラブルが起きることは無いのではないだろうか。」
そのような疑問をお持ちになった方はいらっしゃいませんか。
しかし、結論を申し上げると、高圧洗浄は外壁塗装時に必ずしなければなりません。
高圧洗浄をする目的は以下の通りです。
・塗装後の仕上がりをよくする
・塗料の密着をよくする
・塗料の機能性を引き出す
高圧洗浄の重要性についてご紹介するために、高圧洗浄をしないまま外壁塗装をする場合を想定してみましょう。
塗装面に汚れが付着している状態で、塗装をしてしまうと、外壁と塗料がしっかり密着しません。
そのため、早期の剥がれにつながってしまい、再度外壁塗装をしなくてはならない状態になります。
また、高圧洗浄をする際に、バイオ洗浄を使用することで、外壁の表面についている汚れを取るだけでなく、壁に潜んでいるカビやコケを根こそぎ落とせます。
仮に、壁に潜んでいるカビや苔を放置している状態で外壁塗装をしてしまうと、それも早期の剝がれにつながります。
つまり、高圧洗浄をすることで、塗料はしっかりと外壁と密着し、塗料が持つ本来の機能を最大限まで発揮してくれるのです。
□高圧洗浄の工程について
高圧洗浄の工程を、4つのステップに分けてご紹介します。
最初のステップとして、下準備をします。
下準備ですることは、「外壁のダメージを確認すること」と「タンクに水をためること」の2つです。
外壁のダメージを確認する理由は、ダメージのある外壁に高圧洗浄をしてしまうと下地が傷ついてしまうからです。
そのため、ダメージを受けている箇所は先にコーキング作業をして、補修してから高圧洗浄をしなければなりません。
2番目のステップとして、飛散防止のシートで家を囲います。
高圧洗浄をしていると、水が周囲に飛び散ってしまうため、ご近所の家にご迷惑をおかけしないように、飛散防止のシートを使わなければなりません。
3番目のステップとして、ようやく高圧洗浄をします。
最後のステップとして、次の日まで乾燥させます。
「塗料を外壁としっかり密着させること」は、高圧洗浄をする1つの目的です。
しかし、高圧洗浄が終わった後、外壁に残っている水分がしっかり乾燥するまで待たずに塗装をしてしまうと、塗料の粘着力が下がってしまいます。
そのため、すぐに塗装作業に入るのではなくて、しっかりと乾燥させることが大切です。
□高圧洗浄によるトラブル事例について
では、高圧洗浄が原因で起きるトラブルにはどのようなものがあるのでしょうか。
具体的なトラブル事例を以下で3つご紹介します。
1つ目は、室内に水が浸入した事例です。
高圧洗浄は、その名の通り、水圧の強さを利用する清掃方法であるため、窓の鍵を閉め忘れている場合は、簡単に水が中に入ってしまうことがあります。
2つ目は、近隣住民とのトラブルです。
具体的には、近隣住民からクレームが来る場合があります。
ご近所の方とのトラブルを防ぐため、必ず工事を始める前に、ご挨拶に伺うことが大切です。
3つ目は、外壁に汚れが残ってしまうことです。
こちらのトラブルは、業者側に問題があるため、事前に防ぐことが困難です。
仮に外壁の汚れが十分に落ちていないと感じた場合は、業者にお伝えすると良いでしょう。
□トラブルを防ぐために大切なことをご紹介!
トラブルを事前に防ぐために大切なことを、以下で3つご紹介します。
1つ目は、業者の選び方です。
高圧洗浄で起きるトラブルの中には、業者側に完全に責任があるものもあり、お客様が防げないものもあります。
そのため、信頼と実績のある業者を選ぶと、安心して塗装を任せられるでしょう。
当社は、アステックペイントの外壁塗装と屋根塗料の優良施工店として埼玉県1位の実績で表彰されています。
長年の実績、お客様にとって最良の施行を提案できる提案力、施工技術の高さが認められた結果です。
「塗装作業においてトラブルが起きてしまわないか不安。」
そのように思われている方は是非お気軽に当社までご相談ください。
2つ目は、工事の様子を見ることです。
見積通りの建材が使用されているのか、工程表通りに作業が進められているのかをご自身の目で見て、安心できる場合もあります。
仮に分からない点や不明点、解消したい不安な点がある場合は、尋ねてみることが大切です。
3つ目は、ご近所へのご挨拶です。
高圧洗浄が原因で起きるトラブルの1つに、近隣の方からのクレームが挙げられます。
高圧洗浄では、水が周囲に飛び散ってしまうことや、騒音がなってしまうことなど、ご近所にご迷惑をおかけする可能性があります。
そのため、工事が始まる前に、「いつ、どこで、どれくらいの期間」工事を行うのかについて近隣の方々に説明しておくと良いでしょう。
□ご自身で高圧洗浄をされる際の注意点について
ご自身で高圧洗浄をされる際は、以下の4つの注意点を把握したうえで、実施することをおすすめします。
1つ目は、塗装された壁は洗浄しないことです。
前提として、高圧洗浄機の扱いには慣れが必要です。
そのため、慣れていない状態で高圧洗浄機を扱ってしまうと、誤って塗装された壁を洗浄してしまい、塗装が剥がれてしまうことがあります。
2つ目は、噴射口を近づけすぎないことです。
高圧洗浄機を使用する際は、塗装されていない壁に使うことが大切です。
それは、塗装面に高圧洗浄機を使用すると、塗装が剥がれてしまうからです。
ただ、仮に塗装面以外の壁に高圧洗浄機を使用する場合でも、噴射口が近すぎるとヒビや傷が入ってしまう可能性があります。
そのため、塗装面か塗装面でないかに関わらず、噴射口を近づけすぎないことが大切です。
3つ目は、飛沫対策をすることです。
高圧洗浄では、水や汚れが周囲に飛び散ってしまうため、ご自身の身体を守るためにも、ご近所にご迷惑をおかけしないためにも飛沫対策をすることが必要です。
例えば、飛沫が肌に当たらないように、肌が露出していない服装を着用することや、ご近所にご迷惑をおかけしないために、事前にご挨拶をすることが効果的です。
□まとめ
今回は、外壁塗装時の高圧洗浄が原因で起きるトラブルについてご紹介しました。
高圧洗浄をしないまま外壁塗装をしてしまうと、施工不良につながるため、高圧洗浄は必ずしなければなりません。
しかし、高圧洗浄が原因で多くのトラブルにつながることも事実です。
そこで、高圧洗浄の工程を把握しておくことや、ご近所の方々に事前にご挨拶をしておくことが大切です。
埼玉・川口市周辺で高圧洗浄に関する疑問やお悩みがある方は、お気軽に当社までご連絡してください。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。
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