おすすめの屋根の色をご紹介

2023/05/25 スタッフブログ

周囲の住宅に、周りとは差別化された個性的でおしゃれな雰囲気を演出している住宅はありませんか。
毎日、そのようなおしゃれな住宅に帰れると思うと、毎日の仕事や学校も頑張れますよね。
実は、住宅が与える印象をおしゃれにするためには、「色選び」を慎重にすることが大切です。
屋根の色や外壁の色を変えるだけで、住宅の雰囲気は大きく変わります。
今回は、おすすめの屋根の色や、色選びの際のポイント、色選びを失敗しないための効果的なツールについてご紹介します。

 

□屋根塗装の色選びをする際のポイント

屋根塗装の色を決める際は、以下の4つのポイントを意識しましょう。

 

*外壁とのバランスを見る

屋根に使う色を決める際は、「外壁との相性」を見ることが大切です。
例えば、外壁にも屋根にもご自身の好きな色を採用し、住宅全体の外観を俯瞰して見た場合、外壁と屋根の色のバランスが悪くなってしまう可能性があります。
そのため、屋根の色だけを考えるのではなくて、外壁の色も考慮することが必要です。

 

*周囲との相性を見る

屋根の色を決める際も、外壁の色を決める際も「周囲との相性を見る」ことを意識しましょう。
仮に、屋根の色を奇抜な色にした場合、ご自身の個性は存分に表現できるかもしれませんが、周囲の住宅からは浮いて見えるかもしれません。
そのため、ご自身の家の見た目だけを気にするのではなくて、周囲環境にも目を向けることが色選びの1つのコツです。

 

*屋外での色の見え方をイメージする

屋根塗装の色を決める際は、色見本やサンプルを使用することが多いです。
ただ、それらの色見本やサンプルは、屋内で活用することが多いため、実際の仕上がりを屋外で見た際に、イメージと仕上がりにギャップが生まれやすいです。

また、面積効果と呼ばれる錯覚にも注意が必要です。
面積効果とは、同じ色でも面積によって見え方が変わるという現象を指します。
明るい色の場合は、面積が大きい方が明るく見えて、暗い色の場合は、面積が大きい方が暗く見えます。
そのような現象も頭に入れたうえで、色を選択することで、イメージと仕上がりにギャップが生まれにくくなります。

 

*遮熱効果のある色の使用を検討する

白色は最も遮熱効果が高い色と言われているため、デザイン性よりも遮熱効果を重視したいという方には白色がおすすめです。
また、白色をうまく活用することで、オシャレな雰囲気を演出できるため、機能性もデザイン性も重視している方は是非白色の使用を検討してみてください。

 

□おすすめの屋根と外壁の配色例

屋根の色を決める際は、「屋根と外壁の色の相性」を見ることが大切であることは上述した通りです。
ここでは、おすすめの屋根と外壁の配色例を2つご紹介しますので、是非参考にしてイメージを膨らませてください。

1つ目は、屋根が茶色で外壁が白色の組み合わせです。
屋根に茶色を選択している住宅は多いため、周囲と馴染みやすいというメリットがあります。
また、白色を外壁に使用することで、きれいな茶色が際立つため、非常に相性が良いと言えます。

2つ目は、屋根が緑色で外壁が茶色の組み合わせです。
緑色も茶色も自然を連想させる色であるため、それらの色を組み合わせることで、自然によくなじみ、どこか親しみやすいような雰囲気を演出できます。
また、緑色の中でも、特に深緑やモスグリーンが茶色との相性が良いためおすすめです。

 

□屋根に使用する際は注意したい色について

以下でご紹介する色を使用する際は、事前にデメリットを把握したうえで使用しましょう。

1つ目は、白色です。
白色は、上記でご紹介した通り、遮熱効果を有しているため人気なカラーの1つです。
また、白色はシンプルな印象を与えるため、周りの住宅とも馴染みやすいというメリットがあります。

しかし、白色の屋根は「汚れが目立ちやすい」というデメリットもあります。
そのため、汚れが気になる場合は、あまり白色を使用することはおすすめしません。
また、白色を屋根に採用した場合、外壁とのバランスを取るのが難しいこともあるため、遮熱効果を求めて白色を屋根に採用する際は、外壁の色を注意深く選ぶことがおすすめです。

2つ目は、原色です。
原色がおすすめできない理由として、「色あせが目立ちやすいこと」「悪目立ちする可能性があること」が挙げられます。
ひどい場合では、外壁塗装をしてから3~5年程度で色あせが進んでしまい、古びた印象を与えてしまいます。

 

□屋根塗装におすすめの色の施行事例について

ここからは、どのような色を採用すると、どのような印象を与えるのかについて、実際の施工事例をもとにご紹介します。

1つ目は、屋根と外壁にグレーを採用した事例です。
屋根と外壁に同じ色を使用することで、「メリハリがつかないのではないか。個性が出ないのではないか。」と心配される方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、同じ色と言っても、濃淡の違いを活かすことで、統一感を出しながら、メリハリもつけられます。

2つ目は、屋根に赤茶色を使用し、外壁にくすみがかった白色を採用した事例です。
茶色の中でも赤みがかったものを選ぶことで、少し海外風のおしゃれな雰囲気を演出します。
また、赤みがかった茶色の派手さを抑えるために、原色に近い白色を外壁に採用するのではなく、少しくすみがかった白色を選ぶことがポイントです。

3つ目は、屋根に黒色を使用し、外壁はネイビーとホワイトのツートンにした事例です。
こちらの住宅は、ネイビーとホワイトのツートンが、個性的な印象を与えています。
また、屋根には黒色というシンプルなものを採用することで、ネイビーとホワイトのツートンの個性的な印象を最大限まで引き出しています。

 

□色選びに失敗しないために効果的なツールについて

屋根塗装の色選びで失敗すると、次の塗装まで色を変えられないため、慎重に色を選びましょう。
ここでは、色選びで失敗しないために、使える効果的なツールについてご紹介します。

1つ目は、透けるとんシートです。
住宅全体の写真の中でも、住宅の外壁部分や屋根部分がくり抜かれたものを透けるとんシートと呼びます。
そのくり抜かれた部分に、色見本を当ててみてみることで、どのような外壁になるのか、どのような屋根になるのか、イメージしやすくなります。

2つ目は、カラーシミュレーションです。
カラーシミュレーションとは、パソコンを使って色の組み合わせをシミュレーションできるものです。
こちらのツールは、デジタルでシミュレーションできるため、細かい色の組み合わせまでイメージできます。

3つ目は、試し塗りです。
住宅の外壁に直接塗ってみる方法もあります。
ただ、大きな範囲には塗ることはできないため、あくまでイメージを掴むために活用しましょう。

 

□まとめ

今回は、おすすめの屋根の色をご紹介しました。
屋根の色を決める際は、外壁との相性を見ることが大切であり、色選びをする際は、透けるとんシートやカラーシミュレーションなどの効果的なツールを活用しましょう。

また、白色や原色を使用する際は、事前にデメリットを把握しておくことをおすすめします。
白色は、汚れやすいというデメリットがありますが、遮熱効果があるため、遮熱効果を重視している方は白色を検討すると良いでしょう。

埼玉・川口市周辺でおすすめの屋根の色に関する疑問やお悩みがある方は、お気軽に当社までご連絡してください。          
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。