失敗しない外壁塗装の色選び
正しい知識を得て満足いく工事を実現
外壁塗装や屋根工事を行う際に重要なポイントとなるのが色選びです。
いざ色を選ぼうと思うと
「私の家には何色が似合うだろう?」
「イメージを変えたいけど〇〇色って似合うかしら?」
「明るい色にしたいけど、近所から浮かないかしら?」
など、悩みが多くあることに気付きます。
色選びで悩まれる前に正しい知識を得て満足いく工事を実現しましょう。
1. 色の属性とは
色の3属性とは、色相・明度・彩度の3つを指します。
この3つの属性を知ることで、依頼先や塗装職人と正しい色打合せが出来るようになります。
1-1 色相
色相とは色味を指します。
赤・黄・緑・青・紫などとイメージを表現するのにもっとも適した属性となります。
こちらは色相環といいます。
代表的な色に中間色を加えた20の色相を表しています。
色相の反対側にある色を補色といい、お互いを引き立てると言われています。
この3つの属性を知ることで、依頼先や塗装職人と正しい色打合せが出来るようになります。
1-1 色相
色相とは色味を指します。
赤・黄・緑・青・紫などとイメージを表現するのにもっとも適した属性となります。

代表的な色に中間色を加えた20の色相を表しています。
色相の反対側にある色を補色といい、お互いを引き立てると言われています。
1-2 明度
明度とは色の明るさのことです。
こちらの画像は同じ色相ですが、明度が高くなると白色に近づき、明度が低くなると黒色に近づきます。
明度とは色の明るさのことです。

1-3 彩度
彩度とは色の鮮やかさを表します。
彩度が高い色を原色や純色と呼びます。
彩度を下げていくと鮮やかさが減り、くすんだ色に変化していき、最後には無彩色(灰色)となります。
住宅塗装では"彩度の高い"家が代表的な失敗パターンとなるため注意が必要です。
彩度とは色の鮮やかさを表します。

彩度を下げていくと鮮やかさが減り、くすんだ色に変化していき、最後には無彩色(灰色)となります。
住宅塗装では"彩度の高い"家が代表的な失敗パターンとなるため注意が必要です。
2. 色選びの注意点
2-1.街並みとの調和を優先しましょう
色選びをする前に外に出てご自身の住む街並みを観察してみましょう。
街並みの景観を損なう鮮やかすぎる色は選ばず調和を優先してください。

街並みの景観を損なう鮮やかすぎる色は選ばず調和を優先してください。
2-2.色の候補は近隣の建物から
住宅街や住宅展示場などで、
さまざまな建物の外壁や屋根を見てみましょう。
サッシ・ドアとのコーディネイトや外壁色と屋根色の組み合わせなどご自身の色選びの参考になります。
そこから"好みの色相"を見つけ出すのが最初のステップです。
住宅街や住宅展示場などで、
さまざまな建物の外壁や屋根を見てみましょう。
サッシ・ドアとのコーディネイトや外壁色と屋根色の組み合わせなどご自身の色選びの参考になります。
そこから"好みの色相"を見つけ出すのが最初のステップです。
2-3.面積効果に気をつけよう
カタログの小さな色見本で色を選ぶ場合、注意しなければいけないのが面積効果です。
面積効果の見え方には「3つの特徴」があります
1.【色相】
色合いが強調されて見える
赤・青・黄などの色味が強く感じる
2.【明度】
想像していたよりも薄く(淡く)見える
3.【彩度】
色が鮮やかに見える
想像していたよりも派手に見える
※彩度は特に注意
小さな見本から選ぶと派手になりやすいです。
インターネットなどの情報では、面積効果について「薄く見えるから少し濃い色を選びましょう」という記述を見かけますが、選ぶ色によって見え方・感じ方は変わりますのでお気をつけください。
カタログの小さな色見本で色を選ぶ場合、注意しなければいけないのが面積効果です。
面積効果の見え方には「3つの特徴」があります
1.【色相】
色合いが強調されて見える
赤・青・黄などの色味が強く感じる
2.【明度】
想像していたよりも薄く(淡く)見える
3.【彩度】
色が鮮やかに見える
想像していたよりも派手に見える
※彩度は特に注意
小さな見本から選ぶと派手になりやすいです。
インターネットなどの情報では、面積効果について「薄く見えるから少し濃い色を選びましょう」という記述を見かけますが、選ぶ色によって見え方・感じ方は変わりますのでお気をつけください。
2-4.日塗工カラーよりも基本色がオススメ
日本塗料工業会の標準色は600色以上になります。
たくさんの選択肢を与えてくれる代わりに、一般住宅にふさわしくない色もあり、失敗する可能性も増えてしまいます。
塗料メーカーの塗料ごとの基本色は、ユーザーのニーズに反映したカラーを中心にラインナップされています。
その中から選ぶことで失敗のリスクが減るためオススメです。
日本塗料工業会の標準色は600色以上になります。
たくさんの選択肢を与えてくれる代わりに、一般住宅にふさわしくない色もあり、失敗する可能性も増えてしまいます。

2-5.塗装できない部位とのマッチング
建物には、色を変えられない部位が存在します。
窓枠や玄関などのアルミ製品。
アルミ製品は白・黒・ブロンズなどのどれかに統一されている事が多く、その色との相性を考えて色選びをしましょう。

窓枠や玄関などのアルミ製品。
アルミ製品は白・黒・ブロンズなどのどれかに統一されている事が多く、その色との相性を考えて色選びをしましょう。
2-6.外壁は2色までが基本
建物の形状にあわせて、アクセントカラーを入れたデザインが人気です。
「色を増やした方がオシャレ」と考えすぎて3色仕上げを検討される方がいますが、ゴチャっとした印象の仕上りとなり、オススメ出来ません。
2色までとしましょう。

「色を増やした方がオシャレ」と考えすぎて3色仕上げを検討される方がいますが、ゴチャっとした印象の仕上りとなり、オススメ出来ません。
2色までとしましょう。
2-7.ツヤで仕上り感が変わります
塗料には「ツヤ消し」「ツヤ有り」があり、多くの塗料ではツヤを調整できます。
塗装前の外壁が、リシンやスタッコと呼ばれる外壁は、新築時はツヤ消しです。
ツヤ有りで仕上げると印象が変わりますので塗り板サンプルなどでツヤ感も確認しましょう。

塗装前の外壁が、リシンやスタッコと呼ばれる外壁は、新築時はツヤ消しです。
ツヤ有りで仕上げると印象が変わりますので塗り板サンプルなどでツヤ感も確認しましょう。
3. 汚れが目立たないカラー
汚れが目立ちにくい外壁塗装の色
外壁塗装の色で汚れが目立ちにくい色は、グレーとベージュ系です。
外壁に付着する砂埃やカビ・藻などの色合いは中間色が多いので、同じ中間色の色合いは、汚れと同化して目立ちにくくなります。
色選びの過程で「汚れが目立ちにくい色がいい」と、濃い色を選ぼうとされる方がいらっしゃいます。
一見、濃い色は目立たないように思えますが、汚れは中間色のため意外と目立ってしまいます。
黒い車は汚れが目立ちやすいのと同じです。

外壁に付着する砂埃やカビ・藻などの色合いは中間色が多いので、同じ中間色の色合いは、汚れと同化して目立ちにくくなります。
色選びの過程で「汚れが目立ちにくい色がいい」と、濃い色を選ぼうとされる方がいらっしゃいます。
一見、濃い色は目立たないように思えますが、汚れは中間色のため意外と目立ってしまいます。
黒い車は汚れが目立ちやすいのと同じです。
4. 自宅でカラーシミュレーション
5. まとめ
外壁塗装の色決めは、正しい知識をもったうえで行えば施工後はイメージ通りの仕上りとなり満足できます。
そこで大事になってくるのが、自分で好みの色やデザインを探すことです。
田切塗装では、カラーシミュレーションを利用した外壁塗装工事で多くのお客様が完成に満足されています。
ぜひ色選びに失敗しない外壁塗装工事をしたい方は、遠慮なくご連絡ください。
そこで大事になってくるのが、自分で好みの色やデザインを探すことです。
田切塗装では、カラーシミュレーションを利用した外壁塗装工事で多くのお客様が完成に満足されています。
ぜひ色選びに失敗しない外壁塗装工事をしたい方は、遠慮なくご連絡ください。
埼玉県川口市の外壁塗装は田切塗装。「完全自社施工」「完全自社職人」なので中間マージンを大幅カット!工事費用も削減、いき届いた品質とサービスをお約束いたします。外壁塗装・屋根塗装・防水工事のことなら田切塗装にお任せください。